1月15日は「とんど」の日だ。川原に長い竹を組んで、門松や注連縄(しめなわ)を各家庭から持ち寄った。竹の先に餅を挟んで焼き、家へ持って帰り無病息災を祈って食べる。そして子供達は、書初めを燃やして習字と学業の上達を願った。上手に書いた習字ほど高く舞い上がると言われていた。赤い炎が勢いよく立ち上り好く晴れた冬空に一番高く消えて行ったのは、誰の書初めだったのだろう。
更新日 平成21年1月1日
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