JR嵯峨野線園部駅前にある食堂。園部駅に昔からあった駅前食堂ですが、昭和の終焉の頃に閉店していました。3代目になる当主が定年を機に先代が閉めてから23年ぶりの平成23年に再開しました。駅前食堂として機能していて、正午前後は沢山の人が昼食に来ています。
700円でメインに味噌汁と小鉢二つが付く日替わり定食、うどんやそばなどの麺類、丼、カレーライスなどのメニューが並んでいます。
日替わり定食や麺類と丼を頼む人が多いですが、昔ながらのオムライス830円はケチャップで炒めたチキンライスを包んでケチャップをかけた、まさに昔ながらのオムライスで、家庭的な中にも食堂の味がして意外とおすすめです。それから、うどん出汁に中華麺、チャーシューではなく豚バラ肉という、先代時代を彷彿とさせる中華そば680円は、今時のラーメン店では食べることができない、昭和の駅前食堂そのままの味です。
場所は、園部駅東口を出て左側の一段下がったところです。
営業時間 午前10時〜午後2時/午後5時〜7時
定休日 日祝・第2・3土
電話 0771-62-0405
更新日 令和3年12月15日
国道9号線の園部川に架かる園部大橋袂にある料理旅館。創業は何と幕末の慶應2年(1866)、150年以上の老舗です。現在、園部大橋の架け替え工事が行なわれていますが、石川楼は営業しており、園部の景観を代表すると言われた風情のある建物は変わりません。下は園部大橋が架け替えられる前の河畔からの石川楼の姿です。
宿泊や宴会では懐石料理や鍋など、また仕出し屋としても営業していますが、国道側の階段から入る部分は食堂になっています。正午前後は近くに勤めている人が食べに来ています。
食堂は全部で22席、園部川に面した部分は小上がりの座敷になっています。昔ながらの定食屋らしく、和食と洋食の両方があります。うどん、焼きそば、ラーメンなどの麺類、親子丼、天ぷら丼、カツ丼などの丼物、ハヤシライスやカツカレーなどの洋食、ハンバーグやから揚げなどの単品、それらの単品や麺類などにごはんがセットにできる定食があります。うどんは出汁をきかしたあっさり味。外観からはちょっと入りづらい雰囲気ですが、値段は安く、430円のきつねうどんからほとんどが1000円まで、唯一1000円越えの海老フライ定食も1150円です。
場所は、園部大橋南詰(京都側)。食堂は国道側の階段から降りる構造です。横長の建物に沿って行くと、園部川に面して駐車場もあります。
営業時間 午前11時〜午後8時
定休日 不定休
電話 0771-62-0245
更新日 令和3年12月16日
国道9号線の河原町交差点から府道19号園部平屋線を日吉・美山方面へ右折して約300メートル、スーパーマツモト新そのべ店の隣りにある中華料理店。
壁に手書きのメニューが貼ってあります。種類が豊富な麺類、炒飯、天津飯、中華飯、酢豚や唐揚げの定食など、ざっと見ても50種類以上のメニューがあり、常連さんしかなかなかパッと判読して決めるのは難しいのですが、麺類と炒飯などのセット、かに玉・肉団子・唐揚げの3種盛りの中華定食880円、酢豚770円、餃子260円などをピックアップしておきますので、参考にして下さい。ラーメンは塩、豚骨、四川味噌などのほかに特製中華そば720円も店長がおすすめしています。
昔ながらのいわゆる町中華は園部ではここ一軒だけ、懐かしい味です。写真はミニチャーハンと醤油ラーメンのセット900円です。
場所は、スーパーマツモト新そのべ店の隣り。駐車場もあります。日吉・美山方面へ500メートルほど行くと、台湾料理店の金麒麟があります。
営業時間 午前11時30分〜午後2時30分/午後8時〜10時
定休日 水
電話 0771-62-4415
更新日 令和3年12月19日
園部町の中心部の商店街にある精肉店。
以前は上本町の京都銀行、散髪屋さん、銭湯の旭湯の向かいに、自転車屋さんと並んでありました。昔から園部で精肉店と言えばここという名店ですが、中心部の再開発で現在地に移転、代替わりもして、今も良質な牛肉を販売しています。入口の上に「和牛とお肉の惣菜」という切り文字看板がかかっています。
メインは和牛のすき焼き用とステーキです。すき焼き用でグラム7〜800円とそこそこ値は張りますが、レベルから言うとかなりリーズナブルです。厳選された豚肉も美味しいです。
お肉屋さんのコロッケもあります。牛じゃがコロッケ、カニクリームコロッケ、串カツ、合挽きメンチカツ、ミニトンカツ、チューリップなどが100円前後。フライヤーに火を入れているのは、昼は11時30分から12時30分、夕方は4時から7時まで。近所の人はごはんとキャベツの千切りを用意しておいて、揚げ立てを買いに行きます。それ以外の時間にも生のまま買うことができます。揚げ物は素材メインのあっさりした味付けです。
惣菜では和牛のしぐれ煮、和牛あぶりロースト、SPFポークの自家製焼豚などがあり、この焼豚にはファンも多いです。
場所は、国道9号線沿いにある京都銀行園部支店とJA京都園部支店の間の通りを入って行って、洋品店、眼鏡屋、履物屋、花屋、餅屋などが並ぶ、小さな商店街を形成しているところの一角です。
営業時間 午前10時〜午後7時頃
定休日 水
電話 0771-62-0257
更新日 令和4年2月8日
園部町内林町の京都縦貫自動車道園部インター近くにある中華料理店。コロナ禍に得得うどん京都園部インター店が撤退した店舗を居抜き改装した店舗で、店内は得得うどん時代の面影があります。入口のいかにも町中華っぽい白地に赤と黒の暖簾が最高。
大阪王将は昭和44年に餃子の王将の暖簾分けとして大阪京橋に出店したのが起源ですが、昭和60年に現在の大阪王将に改名しました。大阪王将も豚肉・野菜に関しては国産100パーセントを標榜しています。また、餃子は各店舗で毎日手巻きしているということです。
注文はタッチパネル方式。餃子、中華そば、炒飯、天津飯、焼きそば、酢豚、レバニラなどメニューはいっぱい、餃子炒飯セットのようなセットメニューもあります。たとえば唐揚げは普通の唐揚げ、特製漬けダレ、甘辛、油淋鶏、チキン南蛮とバリエーションが豊富。中華だけではなく、とんかつやオムライスまであります。餃子の王将に比べると、餃子をはじめ、全体にあっさりしています。
大阪王将は店舗によってメニューが少しずつ違いますが、園部店には園部ラーメン(税込890円)というものがあり、食べてみると挽き肉をのせた台湾ラーメンに近いものでした。なんでこれが園部ラーメンかはわかりませんが、ピリ辛で美味しいです。
元々園部は飲食チェーン店の進出が少ないエリアですが、来たのが丸亀製麺ではなく得得うどん、コメダ珈琲ではなくさかい珈琲、そして餃子の王将ではなく大阪王将というのが園部らしいところです。これで、CoCo壱番屋ではなくてたとえばゴーゴーカレーとかが来たら面白いですね(業界メジャーのマクドナルドはすでにマツモト新そのべ店内にあるので、ちょっと残念)。
府道19号園部平屋線は、点点、金麒麟、大阪王将と、中華料理店が3軒もある中華街道になりました。中華料理店だけではなく、さかい珈琲、平壌亭、かついち、道の駅京都新光悦村内のフリアンと、車で行って食事するのに選択肢が多い園部の飲食店ストリートです。
大阪王将の場所は、府道19号園部平屋線のコメリやセブンイレブンのある交差点を日吉方面に行ってすぐのところです。
営業時間 午前11時〜午後10時
定休日 無休
電話 0771-68-9500
更新日 令和4年5月22日
南丹ゆかりの人物を紹介
南丹市に関する本を紹介
随筆家上野道雄の連載エッセー
京の名工廣野文男のふるさと画集
歌人石川路子の南丹吟行
墨絵で綴る南丹の風景
南丹の名木を訪ねて
児童文学者広瀬寿子の作品を紹介
南丹の観音霊場を歩く
Copyright(c) H19〜 TANBA RAKUICHI. All rights reserved.