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木霊巡礼〜Kodama Junrei〜4

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北広瀬八幡宮の鹿子の木

八木町北広瀬の八幡宮境内にある鹿子(かご)の木。本殿の真裏にあり、怪異な形状の幹に注連縄が張られている。推定樹齢500年以上、幹周り約7メートル、樹高は10メートル以上はある。

北広瀬八幡宮の鹿子の木

北広瀬は大堰川の東岸にある集落。集落の背後の、筏森山に連なる山は宮山と呼ばれ、中世の土豪広瀬氏の広瀬城があった。北広瀬の鎮守は岡神社で、この宮山山麓にある(岡神社は北広瀬と大堰川西岸の南広瀬両村の鎮守)。八幡宮の由緒は明らかではないが、岡神社とは別に、鹿子の木とともに崇敬されてきたのだろう。鹿子の木は地上2メートル辺りで幹が二つに分岐し、根元にうろがあり、昔はこのうろに神饌を供えたという。

北広瀬八幡宮の鹿子の木 北広瀬八幡宮の鹿子の木

八幡宮は、国道9号線から八木の中心部を抜けて大堰橋を渡り、勤労者福祉会館の方に左折して、筏森山山麓の北広瀬集落の中にある。JR嵯峨野線八木駅から徒歩で20分ほどで行ける。

map南丹市八木町北広瀬

更新日 平成20年6月23日

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