半田の一本杉
園部町半田の路傍にある杉の木。推定樹齢300年で、旧園部町の町指定樹木になっていた。田んぼの真ん中にたった一本屹立している姿は少し孤独なようにも見えるが、青々と茂り、姿もすっきりと美しく、青年のような若々しさを感じさせる大杉である。
半田は市中心部から2キロほど南にある半田川流域の村で、純然たる農村地帯である。一本杉はかつてはバス停の名前にもなっていた地域のシンボルで、今でも地元の人は「一本杉のところを曲がって」などと場所を伝える時の目印にしている。
半田の一本杉は市中心部から半田峠を越え、園部町半田と口人の境界辺りの国道477号線と併走する新道の四叉路になっているところにある。地元の摩気小学校の子供たちが必ず遠足に登る高山の麓である。
更新日 平成20年9月12日