北屋賀八幡神社の大欅
八木町北屋賀の八幡神社境内にある欅(けやき)。推定樹齢は不明だが、集落の中心部から天に向かって伸びている姿はまさに村のシンボルである。
八幡神社は、昭和25年(1950)に日吉町志和賀の八幡神社を勧請して創建された神社。道を挟んである安楽寺は、文明2年(1470)の創建で、明治4年に園部城の太鼓櫓(南丹市指定文化財)が移築されたことでも知られる寺である。大欅は元々は安楽寺の境内樹であったのかもしれない。この付近は丹波の国府があった場所とも言われていて、安楽寺や八幡神社があるのも国府という地名である。大欅の傍らにはコンビニ風の商店もあり、子供たちが集まって遊んだりしている地域の中心的な場所である。
八幡神社は、八木の中心部から大堰橋を渡って府道25号亀岡園部線を行き、宮ノ下交差点を左折し、屋賀を通過して北屋賀の集落へ入っていく。
更新日 平成20年9月28日