妙見神社の大杉
美山町野添の妙見神社境内にある杉の木。集落の真ん中にある楕円形の丘の斜面に妙見神社が鎮座し、社殿にかぶさるように大杉が聳えている。樹齢は不明だが、樹高は約30メートル、幹周りは4メートル近くある。
野添はホサビ山麓にあるのどかな村。妙見神社は創建年代や由緒など不明であるが、日蓮宗に関係がある祠らしく、境内には南無妙法蓮華経の碑が建てられている。
妙見神社は、美山の名産品が買える「ふらっと美山」のある場所から由良川にかかる赤橋(平屋大橋)を渡って周山街道の左側に入った丘の斜面にある。赤橋から5分ほどのところ。京都方面から周山街道を北上するルートなら、深見トンネルを越えて赤橋の手前の右側ということになる。大杉は野添の中でもひときわ目立っているのですぐわかる。丘の上には、自家ハーブ園で栽培したハーブティで知られる「はーばりすとくらぶ美山」がある。また、丘の反対側には、絹本著色等栄信倫禅尼像が京都府指定文化財になっている曹洞宗寺院の深見寺がある。
更新日 平成20年12月1日