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木霊巡礼〜Kodama Junrei〜22

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笛吹神社の大杉

日吉町木住の笛吹神社境内にある幹周6メートル以上、樹高約45メートルの大杉。樹齢は不詳だが、京都の自然200選に選定されている巨木である。

笛吹神社の大杉

木住は明治9年に上木住村と下木住村が合併してできた村。笛吹神社は笛吹山山麓に鎮座し、御祭神は仲哀天皇と神功皇后で、古伝によれば、朝夕空中に笛の音が聞こえたので、土地の人々が住吉明神を勧請して笛吹神社として祀るようになったのが始まりという。笛吹山はかつては紅葉の名所として知られ、江戸時代中期に出版された『和漢三才図会』には、千歳山・富の小山(いずれも八木町)と併せて丹波三山とされている。日吉町は古来より林業の盛んな地域で、笛吹神社の大杉は地域の象徴的な木となっている。

笛吹神社 笛吹神社の大杉

笛吹神社は、スプリングスひよし付近から府道19号園部平屋線を少し山中に入った道沿い、木住トンネルのすぐ手前にある。JR日吉駅からなら徒歩20分、スプリングスひよしからだと10分弱のところである。

map南丹市日吉町木住

更新日 平成21年5月28日

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