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かやぶきの里

かやぶきの里

かやぶきの里・北村は、南丹市美山町北にある集落。美山町には北山型と呼ばれる約300棟の萱葺き民家がありますが、特に北はまとまって残っていて、現在50戸中38戸が茅葺き屋根です。集落内の茅葺き建築数では、岐阜県白川村荻町・福島県下郷村大内宿に次いで全国第3位、近畿地方では最大の規模を持っています。現存する最古の建物は寛政8年(1796)のもので、全体に古い農村の姿を残しています。

平成5年12月、国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けました。保存地区の指定を受けた北村では「かやぶきの里保存会」を組織して、茅場と茅の確保、茅保存庫の設置、茅葺き職人・技術者の確保、手伝いの確保、火災に弱い茅葺き集落の防火対策など、かやぶきの里の保存に当たってきました。

それぞれの民家では住民が普通に暮らしていて、神社なども点在する家並みを歩くと、昔の日本の暮らしを体感できます。恐らく五十代以上の農山村の出身の人なら、子供の頃に見覚えのある風景でしょう。特別のものはなく、そこには日本の原風景があるだけですが、それを住民の努力によって見事に保存してきたことが特別なのです。ふらりと一人で訪れる若い女性の姿もよく見かけますが、こういう村の姿を全く知らない人にとっても、きっとどこか懐かしさが感じられるのではないでしょうか。

かやぶきの里には四季折々の美しさがあります。季節によって雰囲気を変えるかやぶきの里を訪ねてみて下さい。

map南丹市美山町北

更新日 平成19年9月23日

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園部城

園部城城門 園部城巽櫓

園部町の中心部、小麦山の園部公園にある園部城跡。元和5年(1619)から明治4年(1871)まで続いた園部藩(約三万石)小出氏の居城跡です。現在、城門とそれに連なる巽櫓、土塀、番所が残っています。

城跡には京都府立園部高校が建っています。生徒たちは高校の正門でもある城門をくぐって登下校します。卒業生の記憶に生涯残る正門です。高校の敷地内には推定樹齢約700年の公孫樹、同じく約700年の大杉などの巨樹もあります。歴史と現在が一体となった景観は、大切に守って行きたいものです。

web西山繁水墨画集〜墨絵で綴る南丹の風景〜「園部高校正門」

map南丹市園部町小桜町

更新日 平成19年9月23日

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花火大会

園部花火大会

南丹市では、現在、八木・園部・日吉・美山の旧町それぞれの地域で花火大会が行なわれます。

やぎの花火大会は、8月14日に大堰川河川敷で行なわれます(荒天の場合は18日)。昭和22年(1947)の8月14日に戦没者の慰霊と町の元気を取り戻そうと始まり、以後一度も途切れることなく続いてきました。7500発の花火数を誇る南丹市最大の花火大会で、地元以外からも多くの見物客(約7〜8万人)が訪れます。花火の前には大堰川に約1000基の灯籠を流す行事も行なわれます。

そのべ夏まつり花火大会は、8月15日に園部大橋上流で行なわれます(荒天の場合は16日)。2000発と規模は大きくありませんが、住宅密集地に近い園部町の中心部で行なわれる園部の風物詩です。1950年代に始まり、76年から9年間中止した以外は毎年開催されてきましたが、平成20年は中止になっています。これは新市誕生を受けた商工会の合併によるやぎの花火大会との兼ね合いからと思われます。今後、そのべ夏まつり花火大会がどうなるかはわかりません。

スプリングスフェスタ花火大会は、平成20年で9回目を迎える7月のスプリングスフェスタの一環として日吉ダムで行なわれるもので、1500発が打ち上げられます。

「季節はずれの大花火」は、4月上旬〜中旬に開催される美山町の大野ダムさくら祭り(平成20年で第23回)の後半に行なわれるもので、夜桜を楽しみながらの花火大会です。

更新日 平成20年9月21日

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普済寺(普濟寺)

普済寺観音堂

曹洞宗大慈山普済寺は園部町若森の山中にある禅宗の名刹です。

創建は延文2年(1357)で、当時は臨済宗で山号は太平山、開基は仏性院(伝心全禅尼)、開山ぱ夢窓疎石と伝えられます。仏性院は足利尊氏の妹の千種姫で、夢窓疎石の弟子でした。戦国時代に本堂などを焼失しましたが、寛永年間に亀山城主菅沼定芳によって復興され、天外梵舜を開山に山号を大慈山と改め曹洞宗となりました。

境内は広く、観音堂のある谷部と本坊などがある丘上に分かれています。重要文化財の観音堂は、足利氏が建立した創建当時(延文2年)の建築で、飛騨の大工の手になる檜皮葺入母屋造の唐様(禅宗様)の美しい姿をしています。また、山門の前の絨毯のような苔の参道も風情があります。

web船井ごおり三十三ヶ所観音霊場

map南丹市園部町若森

更新日 平成19年9月23日

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春日神社

春日神社本殿

園部町高屋に鎮座する春日神社。その歴史は大同2年(807)に遡ります。檜皮葺の屋根に朱塗りの本殿は室町初期に建立されたもので、重要文化財に指定されています。

この辺りは大堰川(桂川)がゆったりと流れる自然豊かな谷間で、清々しい風景が広がる地域です。春日神社はJR船岡駅から2キロほどのところにあるので、晴れた日に大堰川沿いの道をゆっくり散策するのもいいでしょう。新緑や紅葉の季節の美しさは格別です。

web川辺四社神幸祭

web春日神社の鹿子の木

map南丹市園部町高屋

更新日 平成19年9月23日

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