奥の天狗杉
園部町竹井の摩気神社の神域である胎金寺山にある大杉。胎金寺山には天狗杉と呼ばれる大杉が2本あるが、最初にあるのが「口の天狗杉」、その奥にあるのが「奥の天狗杉」と言う。樹齢は口の天狗杉と同じく300年とも500年とも言われ、樹高も口の天狗杉と同じく約40メートルある巨木である。
本殿右の裏にある登り口から胎金寺山を谷川沿いに登っていくと、20分ほどで口の天狗杉に辿り着く。そこから山道をさらに行くと、10分足らずで奥の天狗杉に遭遇する。山道は途中分岐があるので少しわかりにくいが、谷川から外れないように登っていくと、やがて周囲の杉たちを圧するように聳える大杉が見える。奥の天狗杉も口の天狗杉と同じく旧園部町指定樹木になっていた。今も朽ちた標識が少し離れた山道脇に残っている。
摩気神社は、府道54号園部能勢線から参道に入り、園部川に架かる摩気橋を越えたところにある。
更新日 平成21年3月28日